ThinkPad E495のメモリは最小構成で4GBです。
4GBでは心もとないので、16GB(8GBx2)に増設しましたが、
最終的には最大の32GB(16GBx2)まで増設したため、
ベンチマークを行いました。
PCMArK 10ベンチマーク全体の結果としては、
4GB→16GBの時が+14%
16GB→32GBの時が+3%
でした。
総じて16GB→32GBの時の上がり幅は数%なので、
メモリを沢山使う用途(高解像度の動画編集、ゲーム実況などの動画配信、等々)で使用されなければ
16GBで十分だと思います。
ただ、それらの用途で使用する方は、E465(Ryzen 5 3500U)は使わないのでは、と思うので
16GBまでで十分だと思います。
ベンチマーク結果
各メモリでのベンチマーク結果が次のグラフになります。
ベンチマークにはPCMark 10 Basic Editionを使用しました。
(UL SolutionさんのPCMARK10サイトはこちら⇒PCMark 10 – 現代のオフィスのための完全なベンチマーク)

4GB→16GBに増設した際、”Video Conferencing Score“(ビデオ会議)(+20.4%)、
“Photo Editing Score“(写真のフィルタ処理)(+33.3%)のスコアが大幅に上がっています。
一方、”Spreadsheets Score”はスコアが高いままあまり変わらず(+1.8%)、
“Video Editing Score”は低いままあまり変わりません(+7.4%)。
それぞれ、メモリ以外のスペックによっている感じです。
メモリ増設作業
裏面カバーの外し方はSSD感想作業をご覧ください。
もしくは、公式マニュアルで・・・
https://download.lenovo.com/mobilesjp/sp40t09992_j.pdf
バッテリーの上にDIMMスロットが2スロットあります。
4GBで1スロット埋まっていますので、16GB、32GBを2枚セットで増設する場合は、
4GBを取り外すして、8GBx2、16GBx2のメモリを増設します。

交換に使用したメモリ
最初に取り付けられていたメモリと、増設に使用したメモリがこちらです。
いずれも仕様はDDR4-2666です。

最初に取り付けられていたメモリ
容量:4GB
メーカー:SK hynix
韓国第二位の半導体メーカー。
初めて聞いたときはhynixでしたが、
2012年、SKテレコム傘下に入り、
SK hynixに社名変更しました。

16GBの時のメモリ
容量:8GB x2
メーカー:Micron
ええっと、Micronです。Micronの
製品ブランド名がCrucialということです。
確かにCrucialのロゴの下にMicronと
入っています。

32GBの時のメモリ
容量:16GB x2
メーカー:RAMMAX
前の二つのメーカーに比べると新しい
メーカーだと思います。台湾のメモリ
製造工場が前身のメーカーです。
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まとめ
ThinkPad E495のメモリを増設するなら、16GBがおすすめです。
32GBまで増設しないといけないような処理を行うには、
他のスペック(CPU,GPU)がちょっと足りないかもしれません。
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