わが家のゲーム機事情は、
Nintendo Swichが1台とほぼゲーム用PCが1台。
ゲーム用PCは自作したもので、
主なスペックは次の通りです。
項目 | 仕様 |
プロセッサ | AMD Ryzen5 3500 |
マザーボード | ASUS TUF B450 PLUS |
メモリ | UMAX 8GB ( DDR4 PC3200 ) |
グラフィック | MSI Radeon RX550 (4GB) |
ストレージ | WD SSD 500GB |
もともと「 STAR WARS バトルフロント II 」のために組んだのですが、
最近「 Microsoft Flight Simulator 」をやってみたい!との要望があり、
パワーアップが必要になりました。
ちょうどそのタイミングで、AMD Radeon RX6400を搭載した
グラフィックボードが発売されたので購入。
購入理由としては、ロープロファイル仕様の製品があるからです。
「 Microsoft Flight Simulator 」はCPUからグラフィックボードまで、
ハイスペックを要求するゲームという印象があるため、
動きがカクカクしてしまうのか心配でしたが、
実際にプレイしてみるとRX6400でも十分楽しめました。
Microsoft Flight Simulator とは
このページに来られた方は、
ご存じのことと思いますが、一応ご紹介。
「 Microsoft Flight Simulator 」は、2020年に最新版が発売された
その名の通り、フライトシミュレータのゲームです。
歴史は古く、初代のVersion 1は1982年に発売。
最新版は、超美麗なグラフィックの世界の空を飛ぶことができますが、
相応のハードウェアを要求します。
以下が「 Microsoft Flight Simulator 」の必要システム要件です。
最低 | 推奨 | |
OS | Windows10 | Windows10 |
プロセッサー | Intel i5-4460 | AMD Ryzen 3 1200 | Intel i5-8400 | AMD Ryzen 5 1500X |
メモリー | 8 GB RAM | 16 GB RAM |
グラフィック | NVIDIA GTX 770 | AMD Radeon RX 570 | NVIDIA GTX 970 | AMD Radeon RX 590 |
DirectX | Version 11 | Version 11 |
ストレージ | 150 GB 利用可能 | 150 GB 利用可能 |
ちなみにパッケージ版では、DVD10枚組という凶悪さ。
昔のPC-98時代のゲームにあった、
” フロッピーディスク10枚組 ”、みたいな感じです。
私はSteamからダウンロード購入しましたが、
そこそこ時間がかかりました。
ストレージの空き容量が150GB必要とありますもんね・・・
プレイするパソコンの仕様
冒頭のように、わが家のゲーミングPCのスペックは次の通りです。
項目 | 仕様 |
プロセッサ | AMD Ryzen5 3500 |
マザーボード | ASUS TUF B450 PLUS |
メモリ | UMAX 8GB ( DDR4 PC3200 ) |
グラフィック | MSI Radeon RX550 (4GB) |
ストレージ | WD SSD 500GB |
また、わが家のPCケースは恵安のKX-M01という
省スペースのスリムタイプのため、
ロープロファイルのグラフィックボードしか取り付けられません。
おのずと選択肢が限られます。
ロープロファイルのグラフィックボードという
縛りがあるため、他の部分で少しでも、
性能を上げたいので、メモリも増設しようと思います。
※ロープロファイルとは?
ロープロファイルは” PCI Special Interest Group “にて策定された、
省スペースPCなどのためのPCI(Express)カードの規格です。
具体的にはカードのサイズが幅64mm以下、長さ120mmもしくは168mm以下
となっており、カードの幅に合わせて、ブラケットも短くなっています。
通常のカードに比べて小型になっているため、大型の冷却機構が取り付けられない、
実装できる部品点数に限りがあるなどの理由により、比較的ローエンド(発熱が少なかったり、
外部電源が不要だったり)のGPUが搭載されます。
グラフィックボード
使えるグラフィックボードを調べている中では、
どうやらNvidia GeForceGTX 1650 一択のようでした。
ですが!
買いに行こうと思っていた4月22日に、
それと同じクラスの性能を持つらしい、
AMD Radeon RX6400が発売されるとのこと。
せっかくなので、Intel + Nvidia に対抗して、
AMD + AMDのゲーミングPCにすることにしました。
メモリ
最低要求仕様で、なんとか動くだけになってしまうと困るので、
推奨要求仕様以上のメモリ量にしたいと思います。
現状8GBあり、4GBが2枚だと思っていたのですが、
ケースを開けると、8GBが1枚刺さっていました。
・・・なぜだ。
追加で8GBを2枚購入して合計24GBとすれば、
推奨仕様もクリアできます。
実際に購入しました
大阪日本橋を回って、グラフィックボードとメモリを探しました。
最終的にドスパラ大阪・なんば店で購入。
グラフィックボード開封
いくつかお店を回ったのですが、
AMD Radeon RX6400の
ロープロファイル仕様は、
玄人志向のRD-RX6400-E4GB/LPだけ
でした。
開封して、グラフィックボードを取り出しました。
”RADEON”と描かれた冷却ファンが一基、
ヒートシンクの上に取り付けられています。
全面冷却ファンで2スロットを占有する
ハイエンドなグラフィックボードに比べると、
華奢な感じがしますね。
インターフェイスは
HDMIとディスプレイポートが
それぞれ一基づつあります。
開封時は、通常の長さのブラケットが
付いていますので、取り外して、
同梱されているロープロファイル用の
短いブラケットに付け替えます。
写真中の赤丸部分、基板上の2か所のねじと、
インターフェイス面の2か所のねじを外すと、
ブラケットが取り外せます。
それぞれの部分でねじ頭の形状が異なるので、
混ぜないように注意しましょう。
ローファイル用のブラケットに交換し、
同じ場所にねじ止めすれば作業完了です。
メモリはCFD販売のpanram製 DDR4(PC2666) 8GB 2枚組を購入しました。
取り付けは、マザーボードのスロットに挿すのみ。
現在付いているメモリがDDR4 PC3200なのに、
なぜDDR4 PC2666を買ったかというと、
取り付いているメモリのデータ転送速度を調べずに、
買いに出てしまったからです・・・
AMD Radeon RX6400ベンチマーク
ベンチマークには3DMark Basic Editionを使用しました。
無料で使用できるバージョンです。
その中で、「 TIME SPY 」というのが、
標準的な3Dゲームのベンチマークのようです。
結果は次の通り。
搭載メモリ | GPU | Time Spy スコア | グラフィック スコア | CPU スコア | グラフィック テスト1 | グラフィック テスト2 | CPU テスト |
8GB | Radeon RX550 | 647 | 564 | 4084 | 3.59 FPS | 3.31 FPS | 13.72 FPS |
24GB | Radeon RX550 | 1352 | 1205 | 4422 | 7.98 FPS | 6.82 FPS | 14.86 FPS |
24GB | Radeon RX6400 | 3737 | 3637 | 4433 | 24.16 FPS | 20.52 FPS | 14.90 FPS |
さて、これで一応スペック的には
「 Microsoft Flight Simulator 」の最低システム要件はクリアできたと思います。
いざ、Microsoft Flight Simulator をプレイ
グラフィックスの設定” Low-end、Mideum、High-end、Ultra “
それぞれの設定で、東京タワーの上空を真っ直ぐ飛んでいる時のFPSをチェックしました。
操作してみた感覚からすると、
” Medium “ならいいんじゃないなって感じでした。
設定を” Ultra ”にするとさすがに辛く、
全ての項目を最高値にした” カスタム ”設定では
高負荷のあまり、パソコンが落ちました・・・
当然、もっとハイスペックなPCであれば、
それに応じて動作もスムーズで、
グラフィックもより美しいと思いますが、
AMD Radeon RX6400でも、それなりに楽しめます。
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