ふるさと納税、ご存じの方多いと思います。
ですが、実際に利用されたことのない方も多いのではないでしょうか。
ふるさと納税の返礼品というと、カニ、いくら、シャインマスカットなど、
食べ物の印象が強いと思います。
それらも当然、魅力的なのですが、
返礼品には情報機器や家電品などの工業製品もあります。
ここでは、そんな返礼品の中から
パソコン周辺機器のおすすめ製品を紹介したいと思います。
ふるさと納税をざっくり説明
ふるさと納税とは、
都道府県・市町村にふるさと納税(寄附)を行った場合、
そのふるさと納税(寄附)額のうち2,000円を越えた額について、
次年度の所得税と住民税から、
原則として2,000円を越えた額の全額が控除される制度です。
ただし、控除額には一定の上限があります。
ほとんどの場合、ふるさと納税(寄附)額に応じた、
地場産の返礼品を受け取ることができます。
ふるさと納税がどのくらい利用されているか?
令和3年度課税における実績は、控除額が約4,311億円、控除適用者数が約552万人。
令和2年度市町村民税の納税義務者数(所得割)は約5,940万人。
552万人/5,940万人x100=約9.3% が利用率になります。
利用率9.3%が多いのか、少ないのかは何とも言えませんが、
普及させたい制度であれば、少ないですよね。
<以下サイトを参考にさせて頂きました>
ふるさと納税ガイド「ふるさと納税の市場規模、利用率、人気返礼品など最新データまとめ」
令和3年度ふるさと納税に関する現況調査について
令和2年度 市町村税課税状況等の調
返礼品おすすめパソコン周辺機器5選
私も調べるまでは、こんなに色々な返礼品があることを知りませんでした。
2021年12月時点のオススメのパソコン周辺機器をご紹介します。
どうぞ!
液晶モニター [FlexScan EV2360]
EIZO株式会社 FlexScan EV2360
石川県白山市の返礼品で、寄附金額は130,000円。
ちょっとお高めの金額です
IPS液晶パネルを搭載するフレームレスデザインの製品です。
液晶サイズが22.5型WUXGA(1920×1200)のため、
フルHD(1920×1080)よりも縦方向を広く表示できます。
EIZOのモニターは、CRTの時代から
表示品質には定評があり、
デザイン、映像制作、医療関係等
幅広い分野で使用されています。
応答速度5ms、リフレッシュレート60Hzのため、
ゲーム用途の場合は
他のメーカーの製品を検討してみても
いいかもしれません。
EIZO株式会社といえば元株式会社ナナオ。
CRT全盛の時代、ナナオ、飯山、東京特殊電線のモニターが欲しかったなと。
メジャーなところでは、トリニトロンのソニーとダイヤモンドトロンの三菱電機が有名でした。
現在、ナナオはEIZOになり、飯山は2008年にディスプレイ事業を東京特殊電線に譲渡、
その東京特殊電線は、2013年にディスプレイ事業をJVCケンウッドに譲渡しました。
キーボード [Realforce RGB TKL]
東プレ株式会社 Realforce RGB TKL
神奈川県相模原市の返礼品で、寄附金額は71,000円。
テンキーレスのゲーミング用Realforceです。
返礼品として用意されている製品はいずれも
有線のタイプで、ゲーミング用以外の製品はすべて
フルサイズキーボードです。
最新のR3では無線も追加され、
キーボード右上の不思議な配色もなく
良いのですが、返礼品にはなっていません。
ちょっと残念です。
もし返礼品になっていれば、
寄附金額は10万円超えそうですね。
SSD [M.2 NVMe対応 512GB]
Logitec 内蔵SSD M.2 NVMe対応 512GB
長野県伊那市の返礼品で、寄附金額は37,000円。
どこからどう見ても、パソコンの自作パーツです。
ふるさと納税の返礼品に用意されてて、ちょっとびっくりです。
完成品の最終検査は国内自社工場でやってるようなので、
返礼品にできるんですね。
ふるさと納税を利用している約9.3%の中でも、
更にパソコンの自作を行う数%の納税者に届く、
狭き門な返礼品ですね。
応援したくなります。
LogitecはNEC PC98時代から続くパソコンの周辺機器メーカー。
現在はELECOMの100%子会社で、返礼品を造っているところは
Logitec100%子会社のロジテックINAソリューションズ株式会社。
Logitecといえば 、MOかな・・・
ドキュメントスキャナー [imageFORMULA DR-P208II]
Canon ドキュメントスキャナー imageFORMULA DR-P208II
群馬県昭和村の返礼品で、寄附金額は80,000円。
スキャナ本体にソフトウェアが内蔵されており、
パソコン側に専用のソフトウェアや、ドライバが
インストールされていなくても、
パソコンに接続するだけで、使用可能になります。
また、USBからのバスパワー駆動のため、
外部電源が必要ありません。
上2点の特徴から、
自宅のどのパソコンでも、外出先でも、
場所を選ばずすぐに使用することができます。
完全ワイヤレスイヤホン [COTSUBU]
株式会社final ag ワイヤレスイヤホン COTSUBU
神奈川県川崎市の返礼品で、寄附金額は15,000円。
コンパクトでシンプルなデザインであり、
SBC、AAC、aptXコーデックに対応している
完全ワイヤレスイヤホンです。
“COTSUBU”はカラーバリエーションが豊富で色味が優しく、
どちらかというと女性向きかな、といった製品ですが、
男性でも気に入る方は多いと思います。
※コーデックについて
SBC(Sub Band Codec):
Bluetoothの標準のコーデック。高音質・低遅延よりも、どこでも誰とでも繋がることが重要。
AAC(Advanced Audio Coding):
iTunesがデフォルトで使用しているコーデック。 高音質・低遅延です。
aptX:
正確にはQualcomm® aptX™。その名が示す通り、
aptXの特許・技術を持っていたCSR plcを買収したQualcommが現在の所有者。
当然、高音質・低遅延です。
乱暴に言うと、万国共通がSBC、iOSがACC、androidがaptX。
ちなみに同寄附金額でASMR向けの “COTSUBU” もあります。
2021年11月末時点で売り切れ状態。
色展開が一色なのが残念ですが、
ASMRファンはちょっと気になる一品です。
ASMR:Autonomous Sensory Meridian Responseの略称です。
ここ数年はYoutubeでたくさん視聴することができるようになりました。
睡眠導入にお世話になっています。
まとめ
ふるさと納税の返礼品について、
おすすめの製品の紹介をしましたが、
その他にも寄附金額に応じた製品がありますので、
ぜひ一度各自治体のふるさと納税のサイトをご覧ください。
ふるさと納税は、ワンストップ納税のための申請書送付のように
一手間ありますが、利用者にとってはメリットしかない制度だと思います。
どれか一つでも手を付けてみて、
実感してもらえると幸いです。
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